仕様と根拠
宣言と適用範囲
名前が xmlns の属性は既定の名前空間を、xmlns:接頭辞 の属性はその接頭辞を、名前空間に結び付けます。宣言の範囲は、その開始タグから対応する終了タグまでで、内側の要素で同じ接頭辞を宣言し直すとその範囲だけ置き換わります(Namespaces in XML 6.1 節)。xmlns="" は既定の名前空間を解除します(6.2 節)。
属性の扱い
既定の名前空間は要素にだけ適用され、接頭辞のない属性は名前空間なしです(6.2 節)。そのため、使われた回数の数え方も、要素は接頭辞なしでも既定の名前空間を使い、属性は接頭辞のあるものだけが接頭辞の宣言を使うとして数えます。
エラーにするもの
宣言されていない接頭辞の使用(5 節)、xmlns:接頭辞="" による宣言解除(XML 1.0 では禁止)、接頭辞 xmlns の宣言と接頭辞 xml の別の名前への結び付け、予約された名前空間の取り違えをエラーにします。xml で始まる接頭辞は将来の予約のため情報で知らせます。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| Namespaces in XML 1.0 (Third Edition) | 2026年10月28日 | 3 節 宣言と予約された接頭辞・5 節 NSC・6.1〜6.2 節 適用範囲と既定の名前空間 |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- タグを走査する簡易の処理です。DTD の内部定義、実体参照による要素の展開、文字コードの宣言の検査はしません。
- XML としての完全な整形式検査(タグの入れ子の厳密な検査や属性の重複)は行いません。閉じ忘れは警告するだけです。
- スキーマ(XSD・DTD)に沿っているかの検証、名前空間の URI が実在するかの確認はしません。
- 属性値の中の文字は、標準の 5 つの実体参照(& など)だけを読み替えます。数値参照や独自の実体は読み替えません。
ご利用にあたって
- 一覧は貼り付けた XML の見かけの宣言です。実際の処理系の解釈と食い違う場合は、処理系のエラーメッセージを優先してください。